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コラム

自覚症状がない歯の治療のタイミング

定期検診に来られて

虫歯が発見されることがあります。

 

自覚症状がない場合でもせっかく見つかったのだから

「早めに治したい」人もいれば

「症状がないから今でなくていい」人もいます。

 

これはどちらもアリです。

 

私は患者さんがどうされたいのかを知っていく必要があります。

 

治療希望であれば治療のご予約

そうでなければできる限りの予防など

どうしたいかによってできることは変わってきます。

 

今でなくていい人もこういう状態である、と知ることができていますし

治療のタイミングも自分で決めていただけるので

それだけでも検診に来られた価値があります。

 

今は仕事が忙しい時期であったり、個人の事情があったり

人によっていろんな背景・事情があると思いますし

自分にとっていいタイミングでされるのが一番いいと思います。

 

 

無症状で困りごとがないのは大変よいことなのですが

気づかずに進行させてしまっていることが問題なのであって

自分の状態を知ることができただけでも

「よかった」ということではないでしょうか

 

様子をみる、つまり何もしないということではなく

自分の状態を知ることは第一歩を踏み出していることになります。

 

自覚症状がない場合も、そのままでは治っていかないので

自分の状態を知り

必要なタイミングで治療をうけておこうと意識しておくだけでもいいと思うのです。

 

治療だけではなく

自分の状態を知ること、自分による適切な予防の仕方を知ること

 

そんなお手伝いも気持ちを込めて、責任を持って行っております。

 

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