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コラム

「基礎」と「基本」を学ぶ

今年になってあっという間に2ヶ月が経とうとしています。

早いものです。

とはいえ、まだまだ2024年が始まったばかり

 

春に向けて、再スタートだという気持ちで今よりもっと

お役に立てる医院作りに励みたいと思います。

 

当たり前の話ではありますが

どんなお仕事でも、競技でも、その質を高めていくために必要なのは

「基礎」と「基本」です。

 

ここをおろそこかにしていては本物になれません。

 

挨拶・お礼、返事にはじまり

歯科医院では、たとえば院内清掃

タオルをたたむ、患者さんのご案内、コップを置く、エプロンをかける、

ドアの開け閉め、引き出しの開け閉め、院内を歩く、器具を洗う・・など

実はたくさんあります。

 

どのように身だしなみを整えているか

タオルをどのようにたたむのか

どのように片付けるのか

どのように患者さんをご案内するのか

どのように清掃するのか

どのように人の話を聞くのか

どのようにお伝えするのか

 

とても奥が深く、毎日のことであればあるほど

「適切に、丁寧にできているのか」とか

「もっとこうしよう」と工夫して改善できるものです。

 

がっちりとした「基礎」という土台がないところに

スキルは載っていきません。

 

基礎基本の学びを怠り、スキルから築こうとすると

どこかで倒れてそれ以上伸びなくなるだけでなく

問題が起きたときの対処法の選択肢が思いつかないし

自分の不安にもつながる。

「できているつもり」が一番問題。

 

何が基礎で何が基本か。

学ばないとそのことにも気づけません。

気づけないでいることが最大問題です。

 

 

新人時代、歯科医院に勤めて最初しばらくは

院内清掃・器具清掃・準備・片付け・診療補助を

徹底的に行い、その際のマインドを学ばせていただきました。

治療スキルを習得するのはそれからだと教わりました。

これが根っこです。

・・・

それから年月は経ちましたが

仕事を通して「基本」と「基礎」を学ぶことが大事であることは時代が変わっても変わりないと思います。

 

治療においての基礎や基本は今でも何度も立ち返る場所になっています。

基礎や基本を経験させてくださった方々に感謝しながら

 

今でも課題に出会うことが日々ありますが

「基本」という土台の上に課題から学び、修正を繰り返す

経験を積み上げていきたいと思います。

 

去年の4月に我が家にやってきたミミちゃんが時間をかけてようやく慣れてくれました。

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